京都府庁働き方改革CFTってどんなことしてるの?
「クロス・ファンクショナル・チーム(Cross Functional Team)」ってどういう意味かご存じですか?
クロス・ファンクショナル・チームは、全社的な課題解決のために、部門や職位によらず横断的に精鋭の人材が集められて構成されるチームのことです。いわゆる「縦割り組織」だと、横断的な問題解決が必要な場合に、部門間の利害関係が発生して問題解決が図りにくい、という課題があります。この課題を解決できるのが、クロス・ファンクショナル・チームです。
旧態依然の自治体の「縦割り組織」は、専門性が高まるなど、一定の利点はありますが、急速に変化する世の中や課題にスピード感を持って柔軟に対応できないことが欠点です。そのため、部署・役職・世代を超えた組織が必要であるとの考えから、京都府庁の部署・役職・世代を超えた「志を持った職員」で、ネットワーク型チーム「京都府庁働き方改革CFT(以下、CFT)」を設立しました。
さらに、「京都府庁働き方ビジョン2030」を策定し、これを実現するために、「京都府庁働き方ビジョン2030検討チーム」「インフルエンス活動チーム」「ジブンゴト研修チーム」に別れ、活動を行っています。
今後は、現状CFTは公認化されていないため、「組織化調査研究チーム」も同時並行で活動し、平成30年度庁内ベンチャー制度を活用し、知事へ公認化を提案する予定です。
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